現在の80歳の方の歯は28本中7~8本しか残っていないと言われています。
80歳までに、20本以上の歯を何らかの原因で失っている計算になります。主な原因は、むし歯と歯周病です。
むし歯で歯科医院に歯を削られると、歯の寿命は平均40年以下になってしまいます。
たとえば10歳の時に虫歯治療をはじめると、50歳で歯を失なうことになるわけです。
しかしむし歯や歯周病のかかった歯をそのままにしておくわけにはいきません。
その為にもむし歯や歯周病になる前に歯科医院へ通い定期的な検診を受ける必要があります。
予防歯科はとても注目されている分野です。
定期的に定期検診を受け、PMTCを行うことにより、むし歯・歯周病を予防し、長期的に健康な歯を維持することが出来ます。
日本では、まだまだ歯医者に通院するのは「歯が痛くなってからの歯の治療」を目的とすることが多いですが、海外などでは「歯を虫歯にしない為に歯科医院に通う」ことが、普通です。
歯が虫歯にならない為には、定期的な健診が重要になってきます。
定期的な健診により、自分では気づかない小さな虫歯や歯周病などをチェックします。
ひどい歯周病になってしまうと、最終的には歯が抜けたり、または抜かなくてはいけない状態になってしまうケースもあります。
歯(永久歯)は、一度抜けてしまうと、自然には生えてきません。
大切な歯を1本でも多く残す為にも、歯周病や虫歯のチェックは大変重要です。
定期的な健診で、自分では磨ききれなかった汚れや気付きづらい虫歯や歯周病予備軍をしっかり発見して処置しましょう。
また、歯から血がでる。歯茎は腫れている。口臭が気になる。など気になる症状なども相談して下さい。
また、最近では「口臭がある」とご自身で勝手に思いこんでしまうケースもあります。
悩まずに、歯科医院で検査や相談をすることをお勧めします。
また、当院は半個室となっておりますので周りや他の患者様を気にせずに治療を受けることが可能です。
当院では定期検診で以下の事を行います。
虫歯や歯周病は発病する前に予防すれば防げる病気です。
虫歯や歯周病になる原因を認識いただいて歯を守る意識を高めていただくのも目的の一つとして行っています。
虫歯、歯周病になりたくないと来院された患者さんには…
「歯のクリーニング」
「スケーリング(歯石除去)」
「ブラッシング指導」
などを行います。
検査の結果、虫歯、歯周病と診断された場合は症状に合わせた治療を行います。
自覚症状が無くても進行している可能性が高いのが虫歯、歯周病という病気なのです。
一度定期健診にて、お口の健康状態を把握してみてはいかがでしょうか?
保険が適応になるため料金面も安心して行える検査で、多くの患者さんにご利用いただいています。
◆定期検査の目安